わくわく

割と有名な話でよければ

じゃあ少し話すわ。

あれはね。友人と車でとある有名な心霊トンネルに入った時の話なんですけどね？
まぁトンネルに入る前の山道から嫌な雰囲気というか、こう、暗いような空気が漂ってたんですね。

まあそれで、友人と二人でトンネルの前で一旦車を止めたんですよ。
そのトンネルが寂れた県道にありまして。まあ車通りの少ないこと少ないこと。
オレンジのランプに照らされたトンネル内も車居なくて。
外から見ても不気味でしたよ。

で、結局友人と車に再び乗り込んで、トンネルの中に入っていったんですね。
それでね、トンネルの真ん中くらいまで行った時かな？急に車のエンジンが止まったんですよ。
いくらキーを回しても動かなくてね、レッカー呼ぶか、と思った瞬間

バン！

と、車のドアが殴られたみたいな音がしたんです。
それから少し間を空けて
バン！バン！バン！バンバンバンバンバンバンバンバン！
いろんな方向から車が叩かれているような音が響き始めたんです。

で、ここまで来たら霊感のない僕たちでも気づきますよ。
「これはヤバイやつだ」
そう思った途端にね、フロントガラスにパン！
って手形がついたんです。で、それを呼び水に
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン！
すべてのガラスというガラスに手形がベタベタベタベタついて行きました。
人も幽霊も見えないのに手形だけが。

でね、まずいまずいと思って、必死でキーを回し続けたらやっとエンジンがかかってですね。
手形でガラスを真っ赤にしながらなんとかトンネルを抜けました。
それで近くのガソリンスタンドに行って、ガラスを拭いてもらったんですよ。
そしたら店員がね、
「あれ？」
って言うんですよ。それで気になってどうしたのか聞いたら答えてくれたんですよ。

「この手形、一つだけ内側から付いてて拭き取れないんですけど…」

こわいなーこわいなー






ウワッッッッッ

中学生の仲良し五人組が近所の廃墟になった幼稚園で肝試しようということになった。
その幼稚園は音楽室で先生が自殺したと言う噂のあるいわく付きの幼稚園だった。
肝試し当日一人は用事が入ってしまい来れなかったため四人ですることになった。
塀をよじ登り校庭から廊下に入った。
廊下は奥に進むほど暗さを増し、目的の音楽室はその廊下の一番奥の部屋だだった。

ケータイのライトで足元を照らしながら音楽室にたどり着き音楽室の中へ入る。

音楽室の中はジメジメした嫌な空気で壁にかけられていた音楽家の肖像画がより一層不気味さをかきたてた。

しばらく音楽室を散策すると部屋の隅に鉄の扉があることに気づく。

不気味な扉だったので誰も扉を開けようとせずそのまま帰ろうかと言う話になった時、一人が｢せっかくきたし扉あけてみようぜ｣と言い出した。

ほかのメンバーは周りは｢それはやめといた方がいい｣｢この扉はガチでやばい気がする｣などと必死に拒絶した。

そして再び帰る雰囲気になり元来た廊下へ戻り校庭へ出て再び塀によじ登ろうとすると一人が校庭の真ん中を指さし叫んだ。

ほかのメンバーが指差すほうを見ると校庭に生首が落ちておりこちらを見ている。


それを見て四人は一目散に坪をよじ登り近くの公園に逃げ込んだ。

公園に着くと安堵感から皆、いい話のネタができたと笑っていた。

次の日用事で来れなかった奴にこの話しをすると｢そんなのお前らの見間違いに決まってる、俺が今日の放課後確かめに行ってやる｣と言い出した。

流石にそいつも一人で夜に見に行くのは怖かったためほうが後すぐのまだ明るい夕方に見に行った。

そいつが確認したところ、校庭に落ちていたのはサッカーボールだった。

また、そいつは音楽室も散策したのだが四人が話してた内容と違うところがひとつあった。それは、鉄の扉などなかった外いうことだった。

仲良し五人組はその後も仲良く大人になっても度々集まっていた。そして、この廃墟の話はいい思い出話なのだが未だにあの鉄の扉がなんだったのか、開けていたらどうなっていたのかわからない。


そしてもう一つわからないことがある。

それは、最初に｢せっかくきたし扉あけてみようぜ｣と言い出した人が誰なのか未だにわからないそうだ。

よし、俺が行こう。

家の中のドアや窓を全部開けて、次に全部閉めて周るお呪いやったことがありませんか？
俺が初めてやったのは中学二年生の頃でした。

まず目を閉じて、家の中のドアを全部開けて行くんです。
その後、家の中のドアや窓を閉めて行く。

その途中であった人物が貴方を恨んでいるだったり、アナタが嫌いな人だったり。

そう言った子供が好きそうな遊びでした。

何も意識しないまま、俺は目を閉じて、家の中のドアから窓、全てを開けて周りました。
友人に「全部開けた？」と言われ、俺は「うん」と答え。「なら閉めて周って―」と言われ。

その時、イメージの世界で俺は居間に居たのですが上から物音がした気がしました。

やけにリアルな妄想だな、と鼻で笑い、友人に言われた通りドアや窓を閉めて周りました。

我が家は2階建てなのですが、俺が階段に差し掛かった所で、妙な日陰を感じました。
階段の登った先は窓があり、そこから太陽の日差しが差し込む形になっています。

俺は「なんだ？」見上げました。

そこには顎の付け根まで口が裂けて、裂けた口にそって長く口紅をした顔が白い女性。
その女性が俺の方を見て、目を見開いて、ニヤニヤとしていた。

妄想にしてはリアルすぎて、俺は思わず目を開けてしまいました。

友人に「駄目だよ！それじゃ！」と言われ、俺は再び目を閉じます。
どうせ妄想だしと、余裕をこきながらイメージの世界を進みました。

階段から始めたのですが、階段に女性の姿はありません。
俺は息を吐いて、２階のドアや窓を閉めてまわりました。

俺はイメージの世界なのに何度か背後を確認したりしていましたが、誰もいませんでした。

友人に「遅いんだけど？」と言われながら、ようやく二階全てのドアや窓を閉め切りました。
あとは、玄関だけ。そんな感じで階段を降りはじめた時。

階段に飾ってある小さな鏡をふと思い出し、イメージの世界でそれを想像してしまいました。

鏡に映ったのは、口が顎の付け根まで裂けた女。
鏡の中の俺の背後で「ニタリ」と笑っていました。

俺は思わず悲鳴をあげました。なのに、目が開けられませんでした。
なんと言うか、夢から目が覚めない状態？

友人の声は聞こえるし、友人が肩を抑える感触もするのだけど、意識はイメージの世界に居ました。

俺は慌てて階段を駆け下りて、逃げ回り。常に背後から追いかけてくる気配を感じて。
やっとの想いで祖父の部屋に逃げ込み、鍵を閉めてドアに背中を持たれかけました。

ドンドンと言う激しくドアを叩く音と、ドアノブをガチャガチャする音。
今でも鮮明に覚えています。

何分ぐらいか忘れましたが、音が止み、イメージの世界で息を吐いた頃。
俺は友人に状況を伝えました。
友人は「具合悪そうじゃない。目は開けている」と教えてくれ、俺はますます絶望感に囚われていました。

その後、不意に部屋の中が暗くなりました。
祖父の部屋の窓の外に女が立っていました。ニタリと笑いながら。
再び絶叫して、俺は部屋から飛び出します。

横目で見えた女は直に左へと消えて行きました。

すぐに分かった。玄関に向かったのだと。
玄関は開けてあったから、そこから出て行ったと。

俺は全速力（とは言えイメージの世界）で玄関へ向かいました。
玄関の外の砂利を踏む音が聞こえ、なおさら慌ててドアを引きました

……が、あとわずかのところで、白い手が挟まれました。
どんなに頑張っても、手が挟まれた所から動くことはなく。

外には無表情になった女性が黙って立って、コッチを見ていました。

「ねえねえ」と女がボソボソ声で喋りました。
俺はビビりながら必死にドアを閉めようとします。

「ね　え　、　笑　っ　て　見　せ　て　よ　？」

女はそう言うとゆっくり、ニタリと俺に笑って見せましたorz

再びの絶叫、現実世界の友人を突き飛ばす感触。
俺はイメージの世界で怖さのあまり苦笑い。……そこで、白い手がスッと退きました。

俺は咄嗟にドアを閉め、鍵を閉め。
どんどん叩く音と「ねえ！ねえ！」と言う声に怯えながら玄関の前で座り込みました。

その後は覚えていませんが、保健室に居ました。
先生曰く「催眠術の類」らしく、以来、ウチの学校ではこの遊びが禁止になりました。

俺はこれが夢や催眠術や行き過ぎた妄想だと思っていません。

……と言うのも、以来、家の中をイメージすると窓の外に。

ニタリと笑う女性が居るからです。
口は顎まで裂けて。その裂け目に合せて赤い口紅をして。白い手を振りながら笑顔の女性が。

忘れてた。以上です。

いつも背後に真顔で凝視してくる目があると思え

おつ

そんな経験あんましてないし……

俺の体験
白い人間がリビングで仰向けになりながらマンガ読んでた。妹の友達だと思ってたら数分後に妹友がやったきたからビックリした
玄関の写真撮ったら白いものが写ってた。多分死んだ猫だと思う。玄関で寝るの好きな子だったから

母親の体験
母親が中学生の頃友人の家に泊まったとき、夜中に金縛りが起きて目を開けると軍隊に布団の周りを囲まれていた
叔父さんも友人の家じゃなく自分の家でだけど、その体験があるという
二人とも金縛りは猫が部屋に入ってきた瞬間解けたらしい

妹の体験
幽霊が出ると言われている公園で友達と遊んでて、ふと竹やぶの方を見ると白い服を着た女の人が立っていた

短くまとめた

怖いじゃないかよ
ふざけやがって

俺の実家は幽霊が出るところだった。毎晩階段から足音が聞こえた。その足音を聞いていたのは俺だけで
その事を母に話すと恐らく足音は亡くなったひいじいちゃんだろうと言われた。
生きていた頃よく2回まで上がってきて戦争の話を聞かせにきてたそうだ