当方、大阪の人間なんだが、
八年前に起こったことを書かせていただく。

アメ村にて、
朝6時ぐらいまでの記憶がないぐらい飲んでたんだ。


次に我に帰ったら、
真っ暗な部屋で布団で寝てた。

慌てて携帯の時計を見たら、
夕方の4時。

不在着信がやまほどあったが、
とりあえずは無視した。

真っ暗だと思ってた部屋は、
単に窓のカーテンが引かれた部屋だった。


見たことのない部屋から出て、
階段を下ると友達がいてた。

なんだ、酔っ払ってツレの家につれてこられたんだ、
と思うも、そのツレとは前の日は飲んでいない。

しかも、そいつはマンション住まいなので、
部屋に階段なんかは無い。

軽く二日酔いの頭に???が浮かんだので、
少し事情をツレに聞いたところ、
私が起きた家はツレの実家らしい。

なーんだ、
と思って納得しかけたが戦慄。

ツレの実家は新潟なんだよ。

話によると、
昼飯を用意のためにスーパーに出かけようと家を出たとこに、
私が酒の匂いをプンプンさせて居てたらしい。

なんでこんなところに居てるんだ?と思うも、
私が何を言うてるか分からないから、
とりあえず家で寝かしたらしいのだ。

慌てて不在なんかがあったツレ(前の日に朝まで一緒に飲んでた奴)に電話すると、
朝の8時ごろに私が行方不明になった、とのこと。

私は一切記憶が無いし、
それよりも不思議なのが、
新潟のツレの実家は住所すら知らない、
ということなんだ。

何に乗って、どうやって住所も知らない、
しかも、何の用事もない家に行ったのか不思議。

大阪で消えたのが8時とし、
新潟で発見されたのが、
笑っていいとも前だったと言っていたので12時とすると、
アメ村からツレの実家まで4時間。

ツレが言うには、道を知ってる人で、
新幹線もバスも何から何までスムーズにいっても5時間はかかるらしいのだ。

8時に消えたというのも信憑性があって、
飲んでた店が8時までなのでおひらきにしますか、となり、
私はトイレに行くと言ったまま、
行方不明になったらしいです。

まさか、トイレのドアが『どこでもドア』だったのですかね(笑)