小学二年生ぐらいの時は、
妖精のような存在の声をよく聞いてたな。



家族で自然公園に行った時、
他の家族の子供が遊具で遊んでて、


「あなたもあれで遊んだら」
と誰かに言われたので、

「あんなの面白くないから遊ばない」
と言ったら、
母親がびっくりした顔で
「なに?どうしたの?
いきなりそんな事言ったらびっくりするよ」
と言った。


母親は私に何も話しかけてないとのこと。


あと、家で叱られて外に出された時も、(今なら虐待なのか?)
団地のジャングルジムやブランコで目に見えない友達と遊んでた。


なかなか帰ってこないので弟が呼びに来た。


台風の時に、
傘さしたら飛べるかもと思い、
二階のベランダから飛ぼうとしたら、


「大丈夫、飛べるよ!」
と声がしたので、
思い切って飛んだらちょっとだけ風に乗ってふわりと浮いた。


弟が親に告げ口してめちゃくちゃ怒られた。


今はもうそんな声は聞こえなくなってしまったけど、
たまに懐かしくなるよ。