母校の中学に、たった1つだけある呪いの話を思い出した。ありがちな話だから怖くは無いけど。

運動会といえば何を想像する?玉入れ・リレー・お弁当とかが普通かな。でも、うちの中学では真っ先に挙がるものがある。


それは『雨』だ。

うちの中学が運動会を開くと雨が降る。別に、統計的に雨が多い日にやっているわけではない。毎年違う日に行っているのだから。

なんでも、運動会を楽しみにしていた生徒が家に赤白帽を忘れてしまい、取りに行っている最中事故に遭い、亡くなってしまったそうだ。

それからというもの、運動会の日には雨が降るようになってしまったとか。怨念なのか涙なのかは知らないが。

大体の場合、近くにある中学校って一緒の日に運動会をやるよな?でも、周りの中学はうちと日付が重なることを絶対に避ける。

そのぐらい確実に雨が降っていた。俺が通っていたときも、雨の強弱・長さは関係なく必ず降っていた。

でも、妹が通っていた時位から、雨は降らなくなったとか。

現在弟が通っているが、今のところは大丈夫らしい。相変わらず雲行きは怪しいらしいが。

アホな妹が「私のおかげd(ry」なんてほざいてはいるが、実際どうなんだろう?

月日とともに、呪いも晴れていくものなのかな?