俺が小学校低学年だった時、
たしか夏休みで家にいたのは俺と妹と母親の3人だけ。

妹と子供部屋で遊んでると、
どこからか鼻息が聞こえてきた。 
子供部屋を探しても誰もいないのは当然で…

「ひょっとしたらお父さんが帰ってきて、
疲れて寝てるのかもね」

って妹と勝手に判断して、
両親の寝室に入ったら、
はっきり鼻息が聞こえてきた。。

でも、部屋の隅々まで探しても
はっきり鼻息が聞こえるだけで、
姿が見つからない。


何となく怖くなって居間にいる母親に聞いたら、

「それは知らなくていいの!」

って何故か必死になって怒られた。

隣にいたばあちゃんも、

「●●さん(母親)、どうする?」

って小声で言ってたのをウッスラ覚えてます…。

意味不明だけど。

夕食の時に父親に聞いても、

「おまえ(母親の事)、余計な事喋るんじゃねーぞ」

って言って完全無視されました。

それ以来、
この話題はいけないんだなって幼心ながらも思って、
話題にするのはやめました。

でも、
俺が小学校高学年くらいまで時々聞こえて、
怖くてしょうがなかった。

あれから、
十数年立った今でもその話題は禁句みたいな所があって、
聞けません。

あれは一体??