今までの人生で最高に恐かった話をカキコ。

それは1年前まで一人暮らししてた部屋での話です。ある日いつものように、夜1時頃2chのオカ板読んでたんです。
しばらくして、いつもは平気なんだけど段々恐くなってきて、「もしかして何かを呼んでしまった?」と思い、恐いので全然恐くないページでも行って、やり過ごそうと他のページのチャットでデタラメの恋話の相談とかしてた。それでも全然恐怖心が消えなくて、TVのスイッチを入れようと手を机にのばしたとき、いきなり膝をガッと捕まれたんです。

もうその時、私は半泣きです。一人暮らし、PC机の下には人が入れるスペースなんか無い。

時間にしたら約1分ぐらい、その手は少しずつ力を緩め消えてゆきました。その後、おそるおそる見てみたけどやっぱり何もありませんでした。

それからは、ホント地獄の日々でした。トイレでドアを閉めようとしたら、向こう側から腕を捕まれたり。

電気をつけようと手をのばすと暗闇の向こうからとか・・・。ひっきりなしに出てくるんです。

友達や親、彼氏にも相談したけど、心配して見に来てくれてるときには出てこないんです。そのうちなんか私を気味悪がって「その話はするな」とかいわれて・・・。

でもその手は、じーっと我慢してると消えて行くので、恐いけど我慢していたんです。(ビンボーなんで引っ越しは出来ませんでした)でも異変が起きたんです。

ある日、外から帰ってきて扉を開けるとチェーンが掛かってたんです。出るときに自分でチェーンがかけられるわけもなく。

友達も親も彼氏も気味悪がってこの部屋には寄りつかないし。これはあの手か泥棒だと思い、扉を閉めようとしたんです。

すると向こう側からあの手が・・・。いつもはしばらく我慢してると、段々消えていくのにその時は段々力を込めてきたんです。

もう恐いし、いたいしで、もう片方の手で引き剥がしに掛かった、それでも全然効かなくて、今度は手を一気に引こうとしたんです。それでもダメで、時間にするとここまでで5分は掛かってます。

夜とはいえ、近所の目もあるし、段々腹立ってきて「いい加減にして、どっかいけ!」って心の中で叫んだんです。そしたら扉の先は何も見えなかったのに、男の人がすんごい形相で立ってるのがみえて、「俺を呼んだのはお前だ」って呟いたんです。

とうぜん「私は呼んでない」って叫びました。そしたら10㎝にも満たないドアの隙間からその男がニューって出てきて消えていきました。

後日談は、その日は彼の家に泊まり次の日、彼についてもらって家に帰りました。チェーンは掛かってなかったです。

身の回りの物だけ持って家を出て後日、業者に任せて都内の実家に引っ越しました。今でも忘れられないのが、扉の向こうにみえた怒り狂った顔とニューッと出てきて消えていったときのあの哀しそうな顔です。

今でも私の腕にはうっすらあの時のあざが残ってます。